- 2021-9-21
- 日記的備忘録
「千秋」ってタレント、ご存知ですか？特にファンでもなんでもないんですが、週刊文春オンラインに「父親は藤本勝司（78）。京大大学院から日本板硝子に入社。同社社長を経て 2013年まで会長を務めた人物だ」という記事が載りましたね。まあ、彼女はそれをウリにして芸能界を渡ってるわけではないのですが･･･
この件にご関心のおありの方は「文春オンライン（売上高5000億円の会社社長…千秋49歳が父親の話を“解禁”した理由）」をご覧ください（笑）
藤本勝司氏のことは Wikipediaにも載っていますので、少し引用します。
「兵庫県出身。甲陽学院高等学校を経て京都大学工学部工業化学科卒業。京都大学大学院工学研究科修了。タレントの千秋の実父。谷口一郎（元三菱電機社長・会長）とは親戚関係にある。
2004年に日本板硝子代表取締役社長に就任し、最大手の旭硝子（現・AGC）に対抗してグローバル化を推し進めたが、後任に据えた外国人社長が相次いで辞任するなどの人事上の混乱を招き、またリーマンショックなどの影響で巨額の赤字を計上する事態となる。2012年にはムーディーズ・ジャパンからグループ全体の信用格付けをBa3に引き下げられ、同年社長に就いた吉川恵治に再建を託し、2013年に会長職を引責辞任した。」･･･とあります。へえ、関西人だったんだ（笑）＜－そこかい（笑）
ちなみにライバルの旭硝子（現AGC）の当時の社長は石村和彦氏で、大野の中高大の一年後輩です。柔道部の元気坊主でした（笑）今は産総研の理事長ですね。
で、千秋の伯父さんに当たる「谷口一郎（元三菱電機社長・会長）」もWikipediaに載っています。その中で、下記の記述が気になりました（★本日の最初のオチはこれ（笑）･･･二段目のオチもあるんです）
「経済団体連合会に設置された宇宙開発利用推進会議では会長を務め、宇宙開発事業団らに対し宇宙開発政策について提言を行ってきた。経済団体連合会が日本経営者団体連盟と統合し日本経済団体連合会が発足すると、同会に新たに設置された宇宙開発利用推進委員会にて委員長に就任し、宇宙航空研究開発機構に対して政策提言を行った。日本の科学技術の発展を重要視しており、その最先端に位置する宇宙開発の推進は人材育成の観点からも国益に繋がると提唱していた。日本の内閣総理大臣の年頭所感や所信表明演説と、アメリカ合衆国の大統領の一般教書演説など他国の首脳の演説とを比較し、科学技術を取り上げる頻度が少ないと指摘している。また、宇宙に関する国の広報活動のいっそうの充実を提言していた。」･･･とあります。
そんな記事を読んでいたら「米国のスペースＸ社が民間人だけの宇宙飛行を実現、無事帰還」とのニュースがありました。こんなことが実現できる背景には、国家のトップの演説で「科学技術を取り上げる頻度」の多い・少ないだけの話ではないと思いますが、無関係でも無いよな･･･と思いますね、当然。宇宙飛行を実現しろとは言いませんが、技術立国というならば、やはりトップ自らがそういう発信をしないとね･･･
そして･･･XAARが新ヘッドを出したというニュース。いや、これ自体はその昔は世界の定番だった「XJ128」の焼き直しであることは明らかですが、そこには XAARが発信してきた「ImageX」の技術が反映されているとのことです。
この「ImageX」も正直申せば、私の中でどの位エライのかイマイチ分かっていません。大ボラなのか、マトモな話なのか･･･ヘッド技術屋さんならもうちょっとマトモなコメントをすると思います。しかし･･･大事なことは、XAARとしてこれを発信し続けていることです！
最近、ヘッドメーカーで新製品や技術を積極的に発信しているのは、大野の個人的な感想ですが、EPSONと XAARくらい･･･そんな気がしてます。認識違いだったら、是非ご指摘・情報をお寄せください。コンファレンスや展示会という発表の場がないから？そりゃ単なる言い訳ですね。それって皆に共通のハンデなんですから･･･
宇宙開発の規模の話は大統領や首相・主席など国のトップが発信し、それに具体的に予算を付け、人材を集め、グイグイと推進するレベルの話･･･でも、「メーカー単位での技術開発の方向性は、会社のトップが発信し、それに具体的に予算を付け、人材を集め、グイグイと推進するレベルの話」･･･なワケですよね？
メーカーの社長がそれを語らなくなったらオワリ･･･って思いませんか？いや、社長は当然だけど、幹部もそうだよ！管理屋のいいなりになって目先の利益だけを追求してたら先は無いよ！え、あと２年で定年だから逃げ切るって？直ぐ辞表を書け！
なんで千秋から、こんな話になったんだっけ？ま、いいか（笑）
