これは連載の「こんなところにインクジェット(4)ドイツ国鉄:列車の編成表」にも書きましたが、ホームにそのホームから発着する列車の編成表が掲示してあります。それを見て、自分が乗る車両の位置を確認します。編成表に「A・B・C・D…」というゾーンが示されています。
そして、下の写真のように、ホームの上にあるゾーンのアルファベットを見て「大体そのあたりで待つ」という仕組みです。日本の鉄道ではホームに乗車位置が表示されていることが殆どで、運転手はドアとその表示位置がズレないようにセンチ単位で列車を停車させますが、思えばそれはスゴイ運転技術です!ヨーロッパではそこまで繊細な技術は要求されていないようです。