- 2017-6-27
- 事例紹介
- こんなところにインクジェット
これは海外事例、ドイツ国鉄の列車の編成表です。ドイツの駅の長距離列車が発着するホームにはこのような特急列車の編成表が掲示してあります。緑は2等車、黄色は1等車、赤は食堂車あるいはビュッフェです。
赤●と赤いラインが、この掲示板がある位置を示しており、乗客は自分が乗る列車の指定券に示されている号車番号を見て、ホームのどのあたりで待てばいいかを知ることが出来ます。日本の列車は全て1号車から始まりますが、この写真でもお分かりのようにドイツの列車はそうではありません。10両編成でも39号車なんてのが普通にあります。
編成表の上の方にA,B,C,Dなどアルファベットがありますが、ホームにもA,B,C,Dとアルファベットが表示されており、だいたいその対応するアルファベットのあたりで待てばいいことになります。このあたり、ドアの位置までホームに表示されている日本よりかなりアバウトです(笑)
おまけに当日の運用の都合で、列車が逆編成で入ってくることも珍しくはありません。アナウンスをよく聞いていないと、Aで待っていたのにFまで走らされるということもしばしばです。この点では日本の鉄道は素晴らしい運行管理技術と感心します。
が、それでも食堂車や国際寝台列車が普通に運用されているヨーロッパの鉄道が好きな「鉄ちゃんの大野」です(笑)