- 2022-3-27
- 事例紹介
関西学院大学の中島先生(元キヤノン)から頂いた画像・・・乳製品の大手メーカー「森永乳業」の定番商品「牛乳プリン」ですが・・・ふと気になって各部分を拡大して写真を撮ってみたんだそうです(☚職業病ですな(笑))
【下に訂正があります】
賞味期限の日付データがインクジェットの可変プリント・・・これはいいですよね!で、「げんき?」「カルシウムたっぷり」は可変データでないのにインクジェット・・・何故?これはこの程度で版を起こすくらいなら、日付データと同時に黒のインクジェットでプリントして版を起こさないほうがいいとの判断でしょう。
さて問題は「賞味期限という『赤い』文字部分」・・・これも拡大するとインクジェットのようです。ここは可変でなくていいはず=商品名や森永のロゴ、手を切らないように・・・等の注意書きと同じ版で刷ればいいのに、何故ここを赤インクのインクジェットでプリントしたんだろう?その必要性・必然性は?
【訂正】
こに記事に対して凸版印刷製造技術センターの伊藤竜男様より「今日の記事の「牛乳プリン」の賞味期限以外の文字はヘリオ彫刻のグラビア版の特徴が出ています。インクジェットではございません。ヘリオで文字を印刷すると子持ちの網点が出るので嫌がる人もいます。」というご指摘を頂きました。
てっきり解像度の低いインクジェットと思い込んでしました。インクジェットは可変の日付データの部分だけのようです。いやあ元凶になりました。ご指摘ありがとうございました。