企業紹介:尾池工業㈱ 京都

京都の尾池工業(株)をご紹介します。同社の公式サイトはこちらですが、まずはショールーム展示物の写真で同社の技術・製品をご覧ください。真空蒸着・スパッタリング・ウェットコーティングなどの技術により、メタリック調に光るもの・機能部材を広範囲にカバーしている印象です。尚、著作権・意匠権などの関係で画像アップは控えますが、印刷業界ではお馴染みの、書籍の表紙や食品の箱などに使われる「箔押し」の箔についてもメジャーなサプライヤーです。


↓↓クリックするとスライドショーになります

同社は様々な分野に事業展開していますが、当インクジェットのサイトとして取り上げるのは、粉体材料 SBUが展開する「リーフパウダー®」というもので、鱗片状の金属薄膜粉をインクジェットインクに分散させ、メタリック調プリントを実現するということを狙いとしているものです。水系インクを基本としていますが、UVインク対応も開発中とのこと。またメタリック加飾効果のみならず、導電性機能付加なども視野にあり、インクジェットと塗料からの複線的なアプローチをしているとのことです。金属薄膜形成から剥離、鱗片化まで一貫して行えるのは恐らく尾池工業だけではないかと思われます。

インクジェットインクとして既に実用化され、商品化されていくつかのプリンタに搭載されていますが、更に改良して性能を大幅にアップさせた開発品での市場拡大を考えています。同社のリーフパウダー®開発品に関するプレゼン資料を抜粋してアップしますが、フルバージョン pdfは下記リンクからダウンロード可能です。資料の中の AIとあるのは現行品のことです。

190228*OIJC web掲載資料*尾池工業

お問合せ・ご相談は大野あて、或いは尾池工業㈱粉体材料 SBU 藤原ユニット長様(TEL:075-748-6574)・佐々木様(TEL:075-748-6574)にお願いします。

塗装用塗料及びインクジェットインクの両方に対応するとのこと

サブミクロン径xナノ厚みの鱗片形状を形成する技術を有する

圧倒的な耐水性で、同社従来品では化学変化により透明化したものが、開発品では長期に安定なメタリック光沢を維持

非常に高い鏡面性を実現

鏡面メタリック調の他に、パール調も可能とのこと

導電性機能の発現も可能とのこと

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