- 2025-7-20
- トピックス
Greetings
Jos Notermans(ヨス・ノーターマンス)さんをご紹介します。
彼は長年に亘りオランダの SPG(Stork)においてデジタルテキスタイルを推進する主導的な立場にありました。私が担当していた Nassengerとはいわばライバル関係にあったわけですが、コンファレンスなどで顔を合わせる度に「The worst friend, the best enemy」と冗談を言い合っていた楽しい業界仲間です。
ここで SPGを円満退職し、在職中に身に着けた知識と業界ネットワークを駆使してデジタルテキスタイル関連企業にコンサルタンシーを提供しています。日本企業とは異なる視点で、欧州企業でスクリーン印刷にも大きなフットプリントを持つ SPGをバックに現場で蓄積した経験値は貴重な情報提供・提案が可能となると思います。(by 大野)
2025 Autumn Project:この秋の予定(お問合せはこちら)
1.ITMA ASIA 2025に参加:現地でガイドツアーなどをお受けできます
2.日本企業個別面談:個別に情報提供・フリーディスカッションを提供いたします
3.JITF2025にて講演予定
Introduction:自己紹介
私はエイントホヴェン工科大学で機械工学を学び、メカトロニクスを専門分野として修士論文を執筆しました。その研究では、ストーク・エックスセルで開発された最初のデジタルテキスタイルプリンターのキャリッジ用高精度駆動装置の設計を担当しました。
1990年にこの研究を修了後、オランダのボックスミールにあるストーク社で研究開発(R&D)の職に就き、デジタル印刷分野でのキャリアをスタートさせました。メカトロニクスエンジニアとして、インクジェットシステムの開発プログラムに複数携わり、グラフィック印刷とテキスタイル印刷向けのインクジェットプリンターの複数世代の開発プロジェクトを率いてきました。
デジタルテキスタイル部門の成長に伴い、デジタル印刷マシンとインクに関するロードマップの設計と実行、価格設定、製品ポートフォリオ管理、製品ライフサイクル管理に集中することを決定しました。
2021年末まで、SPGPrintsオーストリアでデジタルテキスタイルマシンの製品販売マネージャーとして勤務していました。
Stork/SPGPrintsで 35年以上にわたり勤務した後、2024年末に独立コンサルタントとして働くという夢を叶えるため、退職を決意しました。この 35年間で、デジタル印刷、特にテキスタイル分野で活躍する専門家と顧客の広範なグローバルネットワークを築いてきました。このネットワークと、研究開発、営業、マーケティング、製品管理、事業管理における経験が、業界にとって非常に価値あるコンサルタントとなるための基盤となります。
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Website : The Note Consultancy