- 2024-1-9
- 事例紹介
私が佐川印刷の 2.5Dプリントの「えひめの魚(日本の魚)」カレンダーという作品を始めて見たのは 2019年の pageの AGFAブースでしたでした。以来5年の歳月が経ちましたが、毎年どこかに進歩の跡を感じています。
「アナログの印刷技法は熟練職人が必要だが、デジタルはそれが不要で、学生のバイトでもできる。高齢化した熟練職人はこれから引退していくばかりで増えることはないので、これもデジタルを導入する動機のひとつだ」・・・などという言説があります。
当たっている側面はありますが、一方でデジタル・インクジェットでも、同じプリンターを導入した他社とは異なった特徴のある表現を生み出そうとすれば、技法の開発は必須です!それはプリンター導入の初日から実現できるものではなく、やはり時間はかかるのです。ハラ決めをしたら悩まない!見る前に跳べ!(大江健三郎)なんちゃって(笑)早く着手し、プリント技術開発をした企業はやはり先行者のベネフィットを享受できるのです。