ドイツ放浪記(49):Hamburgの伝統あるヨットクラブと元同僚達

Hamburgでも元同僚たちと会ってきた。左から(大野)・Dirk・Jürgen・Annette・・・Jürgenは当時、現地法人の技術部長でそのリーダーシップと人柄で皆から慕われていた。彼はその後、現地法人の役員として経営陣に加わることになる。

私が初めて赴任し出勤した日は、たまたま技術部門のスタッフの誕生パーティの日で、既に日の暮れた午後4時頃から技術部門の大部屋にはビールやゼクト、自家製のローストビーフや各種おつまみ、ケーキやクッキーなどが持ち込まれてパーティが始まった。

たまたまその日に赴任したばかりの私も、技術部門ではなかったけれど暖かく迎え入れられ「Du bist “Ohno”, nicht “ohne”」などと弄られた(笑)後で知ることになるんだけど、技術部門だけでなく他の部門でもこういう催しはあって、それが許されている・・・というより、普通に当たり前のことであった。また誕生日の人が皆に振る舞うというのが習わしであることも学んだ。

いいなあ、こういうの・・・以来、これが自分にとって「いずれマネージャーになったら、自分の職場もこういう雰囲気にしたいなあ」というスタンダードになった。

Annetteは Jürgenの秘書、明るい雰囲気の女性で、彼女も皆から慕われていた。Dirkはかなり後になって転職してきた IT技術者でデジタルやネットワークがキーワードになっていく過程で活躍した。彼は父親の縁で、ハンブルクで、いやドイツでも最も格の高いヨットクラブのメンバーということで、メンバー限定のレストランでシュパーゲルをご馳走してくれた!

ハンブルクでは長男が誕生し、そういう意味でも第二の故郷だけれど、やはり最初に赴任した町ということと、そこで出会った素晴らしい同僚たちが、その後の自分のドイツとの縁を深めるベースとなっていることは間違いない。

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