ドイツ放浪記(46):とある南ドイツの町の夜

FESPAが開催されるミュンヘンはそもそも物価が高いのに加えて、ホテルはイベント価格で高騰しているので、30分ほど離れた町に泊まる。ここは Fugger家という大富豪が Fuggerei(フッゲライ)という福利厚生住宅を運営したことで知られる町。

「フッゲライは、現存する世界最古の公共福祉住宅のひとつである。1521年、”富豪 “ヤコブ・フッガーが団地を創設した。 現在、150人の貧しいカトリック市民が、年間0.88ユーロ(140円/年!)の家賃で 67戸 140室に住んでいる。

その見返りとして、彼らは 1日 1回、創立者と創立者一族フッガーのために「われらの父よ」、「信条」、「万歳マリア」を唱える。今日に至るまで、この施設はヤコブ・フッガーの財団資産によって維持されている。」(Wikipediaより)

・・・てなことはどうでもいいので居酒屋を探す(笑)

夜も 11時を過ぎると開いている居酒屋は多くなくて、夜間も照明がついているような歩行者天国の通りはほぼ絶望的。こういう時、開いている居酒屋を探し当てる嗅覚は結構磨いてきたつもり(笑)まあ、今時は GoogleMapで「Kneipe」で検索すれば、付近の居酒屋を表示してくれるので、不要となりつつあるスキルかも(笑)

ようやく見つけた店で、まずは地元のビール「Riegele」を一杯。ひとりなのでカウンターでバイトのお姉さんと話をする。なんとなくドイツ語が巻き舌風だけど、バイエルン訛りともちょっと違っていて、訊けばポーランドからの留学生とのこと。EUのはエラスムス・プログラムErasmus-Programm)という留学プログラムがあり、多くの学生がこれを利用して他国の大学で学んでいる。こういうのいいよなあ…

ポーランドも大体の主要な町は行ったことがあり、今回もグダンスクを拠点にして東北部を旅行する予定・・・なんで話から、ポーランド出身でドイツで活躍しているサッカー選手のレヴァンドフスキーや、シュレジエン出身の往年の名選手ミーロ・クルーゼなんかの話で盛り上がる。雑談力って、相手の出身国や、その国出身の人を「褒める」というのが基本・・・のような気がする。

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