- 2023-6-24
- Nessan Cleary 記事紹介
2023年6月16日
アディティブ・マニュファクチャリングを専門とするドイツの Replique社は、STS Venturesが主導する資金調達ラウンドを経て、Chemovator社からの独立に成功しました。
Repliqueは完全に暗号化された 3Dプリントプラットフォームを開発し、OEMがパーツをデジタル保存して顧客にオンデマンドで提供できるようにしました。同社は、これらの注文に応じることができる世界中の 80のプリントファームと契約しており、これらの OEMはスペアパーツの在庫を管理し、小ロットでパーツを製造する簡単な方法を提供しています。
同社は、BASF社で材料科学とデジタル化に携わっていたヘンリケ・ヴォネベルガー博士とマックス・シーベルト博士によって設立されました。シーベルト博士は次のように説明しています： 「私たちのプラットフォームは、部品管理を 21世紀にもたらすように設計されており、私たちのアプローチはすでにその価値を証明しています。私たちは、新たな投資家とパートナーの支援を得て、この勢いをさらに加速させたいと考えています」。
BASF SEが所有する Chemovatorは、2018年に設立されました。Chemovatorはスタートアップ企業との良好な関係を築いており、これまでに 5社のスピンオフに成功しています。Repliqueは現在、独立企業となり、BASFの顧客となり、BASF 3D Printing Solutionsと材料パートナーの 1社として協力することになります。
STS Venturesは経験豊富なアーリーステージ投資家です。他の投資家には、機械やデータビジネスの経験を持つ Chameleon GmbHと R3 consulting & investment GmbHがいます。
ヴォネベルガー博士は次のようにコメントしています： 「Chemovator社からの独立を成功させることができ、このような著名な投資家の支援を得られたことに感激しています。この投資家は、スタートアップ企業の規模拡大の経験が豊富で、当社の事業を効率的な方法で国際化するための戦略的専門知識をもたらしてくれます」。
STSベンチャーズのパートナー、オリバー・カウルはこう説明しました： 「私たちは有望なアイデアを持つスタートアップを数多く見ていますが、Repliqueは製造業界のゲームチェンジャーとして際立っていました。彼らの革新的な産業用 3Dプリンティング・プラットフォームは、業界を破壊する可能性を秘めており、今後の成長と拡大を支援できることに興奮しています。適切なソリューションに加えて、Repliqueは適切な考え方と優秀なチームももたらしてくれます」。
ヴォネバーガーはこう締めくくりました： 「私たちは、オンデマンド部品のための世界最大のデジタル在庫になるという目標を達成するために緊密に協力することを楽しみにしています」。
さらなる情報は replique.io、chemovator.com、sts-ventures.deから入手できます。
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