ドイツ放浪記(10):覇権の交代 中国からベトナムへ

かつてはドイツのどこにでもあった中華!日本料理屋はデュッセルドルフやフランクフルト、ミュンヘンやハンブルクなど日本人の多い大都市を中心に分布していて平均客単価も高いのに対し、中華は客単価もローカルな店と競合できるような庶民的レベルで、どんな小さな町にもありました。

最近、その地位をベトナムが取って代わったように見えます。旧西独と違い旧東独には社会主義国家の繋がりでベトナム人は大勢いました。(同様の理由で金日成バッジを付けた北朝鮮の人も普通に居ました)。東西統一後は旧東独の企業は次々と倒産し、失業率が高まったのを背景に台頭してきたネオナチ(スキンヘッド)などにいじめを受けたりしていた時期もあります。

最近はベトナム料理店を旧東独地域のみならず、旧西独にも普及させ、かつての中華のポジションに取って代わったように見えます。写真はハノーファー中央駅地下の食堂街ですが、ベトナム料理店が「実効支配」しています。

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