ドイツ放浪記(34):そうだ!ポーランド行こう!(京都じゃないっつ~の(笑))

泊まっていたこの町のメインの教会の内部はイベントホールと博物館に改装されています。その博物館の展示に「Backsteingotik バックシュタインゴティーク(煉瓦造りのゴシック)」のコーナーがあり・・・そこで見たパネルがこれなんです。

南ドイツの教会は、クリーム色に塗られた漆喰の建物に「タマネギ」のような屋根が付いたものが多い印象ですが、こちらは赤レンガ造りでちょっと無骨なドッシリした建物が北ドイツからポーランドやその周辺(旧ハンザ同盟都市)に分布しています。今回の放浪の重要な目的の一つは、そんな「Backsteingotikの建物を巡る」というものなんです。

この最後のパネル・・・今はポーランド領になっていますが、戦前はドイツ領で、それぞれ Szczcinは Stettin、Kołobrzegは Kolberg、Koszalinは Köslinと呼ばれていました。1990年、東西の壁が撤廃され日本人も国境でビザを取得して東独やポーランドに入国できるようになった時、最初に訪れたのがこのあたりです。

今回の放浪で、ポーランドに行くかどうかは迷っていました。コロナや鉄道事情や治安事情(ウクライナ難民の最大受入国で、かつロシアに国境を接している)など・・・ドイツに行って状況を見極めてから決めようと考えていました。

旧東独の町に約2週間滞在し「まあ、大丈夫かな」という感触を得ていたことに加えて・・・このパネルを見て背中を押された気がしたのです。

そうだ、やっぱりポーランド行こう!

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