- 2022-9-22
- 事例紹介
関西学院大学教授の中島一浩先生(元キヤノン)から頂いた情報です。「一昨日の日曜日の夜にNHK EテレのサイエンスZEROを見ていたらペロブスカイト太陽電池の話をしていました。 その中で、ペロブスカイトの材料の溶液を基板上に塗布する方法としてインクジェットプリンターを使っている…と紹介されていました。 出てきた映像を見るとプリンターには紀州技研(KGK)のマークがついてました。こんなところでもインクジェットが活躍しているのは嬉しいですね。」
NHKプラスでサイエンスZEROを見られます。(利用登録が必要です)プリンターの話が出てくるのは15’30″辺りです。
https://plus.nhk.jp/watch/st/e1_2022091815904
中島教授談:「ペロブスカイトの材料溶液の溶媒はDMFやDMSOのような溶解性のものすごく高い溶剤ですからヘッドもそれに対応して改造してるんでしょうね。紀州技研はヘッドを内製してるからできるんだろうな…と思って見ていました。KGKの内製ヘッドは薄膜ピエゾかと思いきや、なんとPUSHモードヘッドなんですよね。PUSHモードヘッドを内製するのはかなり大変ですよね。凄いと思います!」
なお紀州技研は「ジャパン・インクジェット・テクノロジーフェア 2022」に出展されます。自社開発ヘッドを搭載したプリンターのデモもありますので是非ご来場ください。