- 2019-3-24
- 事例紹介
お彼岸なので霊園に墓の掃除に行ってきました。御影石の墓石の後ろに立てられている木製の卒塔婆・・・明らかに手書きのものもありますが、殆どが見事にそろったフォントで、インクジェットであろうことがわかります。
「卒塔婆プリンター」で検索すると、幾つかのサイトがヒットします。かなりニッチな分野と思いますが、複数の参入者がいるようです。ニッチな分野でユニークなプリンタを開発しているマスターマインド社や、寺院や神社のネットワーク化をサポートするTNN社、卒塔婆の他に位牌プリンターや戒名ソフトなども手掛ける現代寺院総合研究所など・・・OEMもあるのでしょうが、結構需要があるということなのでしょうか(笑)
キャッチコピーに「宗派によらず印刷が可能!」とあったので、卒塔婆をそういう目で見てみましたが、確かに宗派によって書かれる内容が異なるようです。ちなみに墓地で野ざらしにされるため、かなりの耐候性・耐光性が求められると思われますが、インクは普通の水性顔料インクとのことです。逆に「普通の水性顔料インク」がそのくらい高い耐候性・耐光性があるということなのでしょうか?
ふと思ったのですが・・・これって中国でも需要はあるのかな?少なくとも APPPEXPOでは見たことはないですが、ここだけは手書きに拘るのかな?