こんなところにインクジェット(30): 小ロットの焼酎ラベル

最近のスマホカメラは色調などを自動で補正してくれたりするので、逆にありのままの写真が撮れなかったりもします。これは「ウイスキー樽で寝かせた芋焼酎」のラベルです。近所の酒屋で、いろいろな焼酎を見ていて、ラベルの色がちょっと薄目かなと思って「多分、水系インクジェットだろうな」と思って、ネタとして買ったものです。ラベルの色は補正されてますが実際はもう少し薄い印象です。あ、でも焼酎としてはなかなか旨かったです(笑)

ウイスキー樽で寝かせた芋焼酎」・・・これってどのくらい生産されるものでしょうか?まずウイスキー樽のサイズはいろいろあるようですが、ここでは一般的かと思われる 230L/樽として、瓶が 720ml/瓶なので、329瓶/樽となります。まあ、原酒で寝かせて加水とかすると思うので、ざっくり 500瓶/樽の生産量と仮定します。この樽がいくつあるのか?これは全く想像できませんが仮にお試しで(売れるか売れないかわからないので) 10樽として 5,000瓶の生産量と仮定します。

一方、ラベルのサイズは長方形ですが、まあ 10cm x 10cmと簡略化して 0.01m2/枚。5,000瓶だと 50m2となります。B2サイズが 515mm x 728mm = 0.375m2 として約 130枚/B2用紙となります。電子写真系の方には 16 x A4 = 1m2 なので 50m2とは A4用紙でたかだか 800枚となります。まあ、水系インクジェット機でラベル印刷して間に合う規模だと考えられますね。対応する方がよさそうですね(笑)

バカ売れすればオフセット印刷もあるかも知れませんが・・・今のところ「知る人ぞ知る焼酎」のカテゴリーのようで、インクジェットラベルで対応するのが合理的なようです。

一品もので、誕生日やその他の記念日などの為に、カスタムラベルを作ってくれるサービスもありますが、あれはまずインクジェットですね。

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