ワクチン接種証明:カリフォルニア州の事例・・・やっぱりね~

八王子市のワクチンパスポートなるものをゲットしたものの、超アナログな手続きと証明書だった記事はこちらに書きましたが、それとはある意味で対極にあるカリフォルニア州の事例を、現地在住の友人の facebook投稿から引用しておきます。

——(引用)——
日本でもワクチン接種証明書が自治体によって出てきているそうだが、アメリカでも6月くらいから州による接種証明が貰える。日本の皆さんがFaceBookに書き込んでいるのはかなりアナログなもので申請から貰える書類まで全て紙ベースと聞いている。アメリカはすべてディジタル証明になっていると知っていたが、先月の日本出張ではどうせワクチン証明持っていても日本の検疫を短くしてくれるわけでもないのでまだ取らずにいた。来週からマウイにバケーションに行くので昨夜ちょっと取ってみようかと思い、カリフォルニア州の接種証明取得用サイト(左端)にアクセスしてみた

本当に簡単。真ん中の写真にあるように、名前と生年月日とワクチンを予約した時に使ったメールアドレスを書き込み(携帯番号でも可)自分の好きな4桁のパスコードを書いて送ったら、ほぼ即時にメールアドレスにURLが送られ、そこをクリックして自分の設定したパスコードを入れるだけで、またすぐに右端にあるQRコード(注:このQRコードは新聞に載っていたサンプルです)が即時に送られてきた。

全部で1分もかからなかった。これがディジタルの威力である。接種記録のデータベースさえしっかりしていればなんということのないシステム。日本はどうしてこのレベルのものでも出来ないのか?たぶん日本のお役所は丸投げしかしたことないので、ディジタルで何が出来るかすら分からないのだろう。日本の将来を本当に憂う。
——(引用終わり)——

これって、もう日本でも十分普及しているショッピングサイトや会員サービスで「パスワードを忘れた方へ」をクリックして、二段階認証で別の端末にリンクが送られてきて、そこをクリックして・・・とやるアレと同じ手法です。既に普通に普及している方法で、既存の仕掛けを流用すれば開発費や開発期間は実質不要みたいなものです。

もちろん、そういうショッピングサイトや会員サービスは、メンバーのデータベースが、デジタルデータでちゃんと存在しているから、こういうことが可能なわけで・・・そこは、ワクチンクーポンを個人宛に送付したり、ワクチンパスポートなるものを発行できるということは、自治体にデータベースがちゃんと存在してるということですから、問題はないハズ・・・

あ!え?・・・まさか?・・・自治体のワクチン接種済者データーベースって、紙ベースの台帳だったりするんでしょうか?日本の将来を本当に憂う。

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