WTiN: [ Online Conference ] Innovate Textile & Apparel

【2020.4.20 更新 UPDATE】

こちらのウェブ講演会で、後半に Chinky Tyagiがご案内致しましたが、WTiN: [ Online Conference ] Innovate Textile & Apparelのご案内です。

以前お知らせしたように、このイベントは元々シンガポールでリアルなコンファレンスとして企画されたものですが、コロナの状況を先読みしてオンラインコンファレンスに変更したものです。ウェブ講演会をやってみて分かったのですが、リアルな講演会と違って「良い点」として次のようなフィードバックを頂いています。
1.座る席によってスライドが見えにくいとか、声が聞こえにくいということが無い(これ結構大勢から)。
2.英語は得意ではないんだけど、目の前で聞こえるのでわかりやすい。
3.周囲に人が居ないので集中できる。
4.分からないところは後で何度でも聴きなおせる。
もちろん、リアルなコンファレンスの様に、講演の後で講師と名刺交換したり、ネットワーキングで一杯やったりというのは出来ませんが、名刺交換の代わりに、メールを送ったり LinkedInで繋がったりは可能です。最初からその手段しかないと割り切れば、むしろ LinkedInなどは積極的に繋がりに行くいい機会となるでしょう。

今回、下記の24名の講演者が様々な角度からテキスタイルとアパレル産業に関するイノベーションについて語ります。何年か前までは「布に対するインクジェットプリント」を考えていればよかったですが(よくはないけど(笑))、今は繊維産業全体の構造や、その方向性を理解して、その中でのデジタル化の位置づけを考えることが殆ど必須となってきています。

このオンラインコンファレンスは、5月5日(火曜日)から、6月末日まで、ほぼまるまる2ヶ月オープン(いつでもアクセス可能)しています。講演動画には日本語の字幕もつきます(最近レベルが飛躍的に上がってきた自動翻訳)ので、英語に自信の無い方でも理解可能です。

これで、$195.-は非常にお得かと思います参加費(出張費用)や内容の咀嚼度を勘案すると、ポストコロナでもオンラインコンファレンス・ウェブ講演会は有力な選択肢として重要度を増すと思われます。参加登録はこちらから。

なお、このイベントのスポンサーも募集しているようです。こちらは$5、000-。露出の機会が激減する中で、世界の繊維業界の参加者が集まるこのイベントのスポンサーになることもまた、存在感の維持向上に資するものと考えます。

昨今のコロナウイルスの影響で、日本だけでなく世界中で展示会やコンファレンス、種々のイベントの中止や延期が発表されています。開催されたとしても、そういう場所への出張の禁止や制限によって、参加者や出展者も少なく、本来の機能を十分に享受できないという残念な状況が生じています。

そういった中で WTiN(World Textile Information Network)は5月にシンガポールで開催を予定していた繊維産業のイノベーションに関するコンファレンスをいち早く「オンライン」形式にすることを発表しました。

Innovate Textile&Apparel(ITA)Onlineは、製造プロセスの最新のイノベーションを発見できるユニークな仮想会議です。テキスタイルおよびアパレル業界におけるマテリアルイノベーションと新興ビジネスモデルに、参加者はいつでもどこからでもプレゼンテーションにアクセスする機会がありますが、プレゼンターに質問したり、他の出席者の名刺をダウンロードしたりすることもできます

旅行、宿泊費、時間の制約はありません。必要なのは価値の高いコンテンツと接続だけです。

場所:オンライン
日付:イベントは2020年5月5日GMT 0:00にライブ開始
登録された参加者は、2020年6月30日までこのコンテンツにアクセスできます。

  • テキスタイルおよびアパレル製造におけるインダストリー4.0の原則に関する知識と専門知識を拡大します。 スマートテキスタイルや新規技術の影響、そしてデジタルトランスフォーメーションのビジネス戦略は、すべて快適自分の家やオフィスから得ることが出来ます
  • ショーケースセクションで、ユニークな業界の発売と製品について知る機会があります。
  • 1日だけでなく8週間、イベントプレゼンテーションにアクセスできます。確認してメモを取ります。質問がある場合は、再度ログインしてお気軽にお問い合わせください。
  • 仲間の出席者やスピーカーとオンラインでつながることができます
  • セッションを見逃すことはなく、自分の都合に合わせてプレゼンテーションを見ることができます。

渋谷スクランブル・スクエアの SHIBUYA QWSにて(DOMINO ARCHITECTSがデザイン担当)

このコンファレンスは、当初は香港での開催を企画していました。が、例の騒乱で場所をより安全なシンガポールに変更したところにコロナウイルス問題が持ち上がったのです。が、流石は意思決定の速い小振りな WTiNで、サクッとオンラインコンファレンスに切り替えました。

先週、社長の Markが日本に来た折にいろいろとディスカッションしたのですが:

大野:日本人は英語のプレゼンなんて聴かないよ!英語のサイトでもアクセス億劫なのにさ・・・
Mark:なるほど、そうだよな!こういうのはどうだい?3月中には講演予定者にはプレゼンをビデオ収録してもらう。で、4月いっぱいかけて各国語のサブタイトル(字幕)を付ける。
大野:あ、それならいいかもね!中国人なら中国語(繁体・簡体)を選択できるとかね
Mark:まずは技術的に対応可能か直ぐに確認する(・・・と、その場でタブレットを開いて指示を出してました)

こういうご時世を悩んでも恨んでも何も出てこないので、前向きに考えることでしょうね。オンライン・コンファレンスをトライするなら、逆に千載一遇のチャンス!ということでしょう。

私も、この時いろいろなディスカッションを通じて、いろいろなアイデアを思いつきました。次週あたりにアナウンス予定です。お楽しみに(笑)

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