- 2026-7-8
- Nessan Cleary 記事紹介
2026年7月8日
Inkcupsは、同社の Cobalt Proレーザー製版機を、パッド印刷用のエッチングおよび製版において生産性を向上させた最新モデル「Cobalt Pro+」に置き換えた。
Cobalt Proシリーズは CO₂レーザー技術を採用しており、今回の主な変更点はレーザー本体で、40Wのチューブレーザーから、処理速度が 20%向上した 30Wのセラミックチューブレーザーへと変更された。Inkcupsのシニアプロジェクトエンジニア、イアン・ベッドフォード氏は次のように指摘した。「パッド印刷用版のエッチングには、高出力は必要ない」。
新しいレーザーのスポットサイズは 89ミクロンで、最大 1500 dpiの解像度を実現する。旧モデルと同様、最大 762 x 533mmの版に対応するが、マーキング領域は 460 mm x 640 mmに制限される。DuraLaze、レーザーレッド、レーザーオレンジなど、さまざまなパッド印刷版での使用に適している。パッド印刷用の版作成に加え、この 30Wレーザーは販促品の彫刻にも使用できる。
また、連続的な軸出力を提供する閉ループ DCサーボモーターを採用しており、Inkcups社によれば、この連続的な動きにより、約 0.254mm(0.1%)という高い精度が実現されるという。彫刻領域上の正確な焦点位置を選択できるオートフォーカス制御機能を備えており、より正確な結果が得られる。
Cobalt Proソフトウェアが付属し、現在の設定情報を表示する直感的なコントロールパネルを備えている。SmartCenterアライメントや Drag-N-Play位置決め機能に加え、エッチングパラメータを保存して素早く呼び出せるジョブキュー管理機能も備えており、複数のジョブを同時に位置決め・エッチングすることが可能だ。
これらのレーザーエッチングシステムには換気装置が必要であり、Inkcups社は本装置に対応した RX5換気システムも販売している。このシステムは粉塵や破片を除去することが可能だ。Inkcups社によれば、Cobalt Pro+から発生する粒子の最大 99.7%を除去できるという。
ベッドフォード氏は次のようにコメントした。「Cobaltシリーズのレーザー製版機は、単一のシステムで高速かつ最先端の製版・エッチングを実現し、パッド印刷用の版作成や販促品のエッチングなど、柔軟な対応が可能だ。新型 Cobalt Pro+の導入により、ユーザーは最大20%高速な結果を得られるようになり、品質を損なうことなく顧客の需要に迅速に対応し、生産性を向上させることができる」。
本製品は現在、日本を除くすべての地域で販売されており、価格は 22,000ユーロのまま据え置かれている。詳細については inkcups.comを参照のこと。




























