ドイツ放浪記(35):都市の城門に魅せられて

レンガ造りのゴシック(Backsteingotik)の事例は教会建築ばかりではありません。もう一つのカテゴリーで私を引き付けてやまないのでが「中世の都市の城門」です。何故そんなものが好きなのかって?いやあ、うまく説明は出来ませんが、ツボにハマるってそういうことではないでしょうか?(笑)

↑↑ これはドイツの東北部「Pommern」と呼ばれる地域に関する歴史と写真集ですが、この中にある一枚の写真・・・城門(塔)とその周辺の枯れた雰囲気に心惹かれ「いつかここに行ってみよう」と思って機会を伺っていました。とはいえドイツの東の端で交通の便もいいところではなく、なかなかチャンスが回ってこなかったのですが・・・

↓↓ そして今回「機会を作って」その町に行って撮ったのが下の写真です。やはりこういう不便な場所にあるニッチな被写体は、それなりにハラを決めてわざわざその為に行かないと撮れないですね。

これは現地に行ってから知ったのですが、ドイツ鉄道にはリューベックからポーランドのシュチュチェチンを結ぶ RE4に「Stadttore-Linie(城門ライン)」という名称を付けています。

このライン上のいくつかの町には中世の城門が残っている町がいくつかあります。もちろん他の都市にも残っていますし、また戦争で破壊され残っていないものもあるんだろうと思います。ちなみに上の写真の城門はこのライン上にはありません。

また、そのタイプもいくつかのパターンがあります。下に今回撮った写真のいくつかを並べておきます(クリックするとスライドショーになります)

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