Morgana：DigiCoater Pro 400を発表

2021-1-28
Nessan Cleary 記事紹介

Plockmatic Groupの一部としてオフライン機器を販売している Morganaは、グリーティングカード、フォトブック、カレンダーなどのさまざまなアプリケーションを対象とした、新しいフラットシート UVコーターである Morgana DigiCoater Pro 400を発売しました。

これはモジュール式の装置で、本体にはローラーコーティングステーションと硬化用の第 2モジュールが搭載されています。2つの硬化モジュールから選択できます。1つは硬化に使用する電力が少なく、最大 45mpmを生成できるコールドランプUVユニットを備えています。もう1つは、空冷機能を備えた LED硬化モジュールで、最大 60mpmで動作します。どちらも室温で硬化するため、熱による基板へのダメージのリスクがありません。どちらのシステムもインラインおよびオフラインアプリケーションに適しています。

DigiCoaterは、各シートをカバーするために必要なコーティング量は、1平方メートルあたり 2～4グラムです。Plockmaticグループオフラインビジネスユニットのセールス＆マーケティング担当副社長である Ray Hillhouse氏は、UVコーティングはラミネートよりも安価であると指摘し、次のように付け加えています。「UVコーティングされたシートは、最終的な印刷物を頻繁に扱ったり、完成前に他の仕上げシステムやメーリングシステムに通したりする必要がある場合に、耐擦れ性とより堅牢な仕上がりを提供します。さらに、UVコーティングは、製造工程で廃棄物が実質的に発生しないため、ラミネートに代わるより環境に優しいものとして広く考えられています。」

DigiCoaterは、オフセット印刷とインクジェット印刷の両方に適しており、光沢のある仕上がりになります。ワックスベースのトナー印刷シートをコーティングするための IRランプシステムがオプションで用意されています。オプションの両面コーティング機能では、両面に 1枚ずつ 2枚のコーターが必要になりますが、シートを裏返すためのインバーターを備えています。