【日時・場所決定】今更訊けない「プリント・オンデマンド・ビジネス」

「本気で行動する人のみを対象」とした有償ワークショップを開催します。

開催場所・日時・概要を決定しました

場所:TKPカンファレンスセンター市ヶ谷(JITF2022の開催場所です)
日時:4月5日(水曜日)14:00~18:00
概要:14:00 – 15:30 オンデマンドビジネスに関するすべて(PCによる実習含む)
   15:30 – 16:00 デジタルプリントJDFコンソーシアム構想
   16:00 – 17:00 質疑応答&フリーディスカッション
   17:00 – 18:00 フリーディスカッション継続&交流会
持参:Wifiに繋がる PCあるいはタブレットを持参ください。実際のオンデマンド各サイトにアクセスします
質問:参加される方は「これだけは絶対腑に落としたい」という質問を事前に提出ください

一般教養や情報収集の為の参加は想定しておりません。下の方にある案内をお読みいただき、参加希望の方のみ入力フォームに必要事項を記入ください。人数を限定しますので予めご了解ください。詳細が決まればこちらから直接ご案内します。原則は先着順ですが、応募多数の場合は自由記述の「気合の入り具合」で判断致します。併せてご了解ください。関西の方のキャンセルが有り若干名を追加募集します

【ワークショップ概要】

目的:日本でのプリントオンデマンド市場を盛り上げるために、プリンターメーカーや工場、商品サプライヤーのネットワークを創る
講師:株式会社OpenFactory 代表取締役 堀江賢司氏
内容:オンデマンド印刷のすべて 内容詳細は下の【ワークショップ詳細】をご覧ください
価格:3万円@人(+消費税)
日程:4月5日(水)のどこか 堀江氏が欧州視察予定でその内容を反映させるため
場所:東京と関西で個別開催予定(各50人程度限定)
備考:Wifiに繋がる PCあるいはタブレットを持参ください。聴講のみでなく実際にオンデマンド印刷サイトに、参加者もアクセスして実感を掴んでいただきます
対象:本気の人・本来業務に本内容が活かせる人のみ

佐川印刷の佐川社長による「デジタルプリントJDFコンソーシアム構想」を追加しました。クリック下さい。

【ワークショップ詳細】

参加をおすすめする方

プリンターメーカーの新規事業開発担当
IPやコンテンツホルダーの新規事業開発者
商品メーカーの新規事業担当者
自社の強みを活かしたい印刷工場
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最近なにかと話題の多いオンデマンド印刷というキーワードがあります。日本ではまだまだ盛り上がりが少ないオンデマンド印刷ですが、Amazonの参入と日本上陸、外資系プレイヤーの日本進出と盛り上がりつつあります。そんなオンデマンド印刷を網羅的に学べる、今さら聞けないインクジェットシリーズの「今さら聞けないオンデマンド印刷講座」です。

オンデマンド生産の分野で全国のデジタル専門工場のDXを推進し「Factory as a Service」としてさまざまな事業者の新規事業に取り組んでいるPrintioの事例を含めて、オンデマンド印刷を網羅的に理解できる「参加型」の講座になります。Wifiに繋がる PCをご持参ください。

日本には主要なプリンターメーカーが多い中で、世界の印刷市場に対する日本の印刷市場の割合にくらべてオンデマンド印刷にしめる日本の割合はとても小さいのが現状です。この分野を盛り上げる仲間の皆さんの参加をお待ちしております。
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印刷業界はの受注の多くがオーダーメイドで、毎日多くの見積もり作業とデータ入稿に忙殺されています。印刷業界のEC化率は3%程度と言われており、97%の印刷工場はオンライン受注することができず、属人的な営業スタイルで受注しています。

そのため、インクジェットプリンターの普及で本来は1枚、1着から製造が可能になるはずが、受発注の効率化、工場内ワークフローのデジタル化ができていないため、量産の置き換えとしてのインクジェット製造になっており、ほんとうの意味での強みを活かすことができていません。

その中で、世界のカスタムTシャツの市場規模は2021年のCOVIDの流行により大きく伸びました。GrandViewResearch社の調査によると2021年に3,900億円といわれる市場は、2022年から2030年にかけて年平均成長率(CAGR)は9.9%に達すると言われています。

グローバルでは、eコマースの盛り上がりにあわせてプリントオンデマンドの中でもアパレルやグッズ市場が加速的に伸びてきています。今回は、普段なかなか知ることのできない、プリントオンデマンドを網羅的に学べる3時間のコースをご用意しました。
参加者限定の参加型クローズ講座となり、参加者のみにご案内する講座もご用意する予定です。自分のパソコンなどもお用いただき、いろいろなサービスを体験してもらいます。

<目的>
日本でのプリントオンデマンド市場を盛り上げるために、プリンターメーカーや工場、商品サプライヤーのネットワークをつくっていきたいとおもいます。

<講座により理解できること>
オンデマンド印刷の全体像の理解
各種プレイヤーの分類と事例
オンデマンドプリントによる新規事業のネタを提供

<講師>
株式会社OpenFactory 代表取締役 堀江賢司氏
大学にて生産管理とロジスティックを専攻。広告代理店では大量生産による印刷物の生産手配を行い、家業である布の印刷業ではデジタル印刷による新規事業を担当。2013年に株式会社OpenFactoryを設立し、オンデマンド印刷サービス「Printio」を展開している。

オンデマンド印刷の市場規模と成長
・オンデマンドアパレル
・デジタル捺染
・WEBtoPrint業界

オンデマンド印刷の取り扱いアイテムについて
・アパレル、紙、写真、小冊子、グッズなど

eコマース市場の成長とCOVID-19での需要拡大
・日本と世界のeコマースの成長
・ドロップシッピングビジネスの拡大

オンデマンドアパレルの分類
・スタンドアロンタイプ(国外/国内主要サービス紹介)
・オンデマンドプリントサービス(国外/国内主要サービス紹介)
・統合型オンデマンドサービス(国外/国内主要サービス紹介)
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・印刷通販

プリントオンデマンドに必要な機能について
・入稿シミュレーター
・見積もり計算機能
・受発注管理機能
・商品管理機能
・工場内ワークフロー
・配送管理システム
・印刷ファイルや自動化について
・印刷APIについて

特別セッション「デジタルプリントJDFコンソーシアム構想」:佐川印刷佐川社長】

「デジタル技術を活用して印刷業界を変革することは重要だが、DXという言葉が広く使われるようになり、本質を理解していない声に従って、機器側から自動化や可視化を設計してしまうと、繋がってはいるが使い物にならないシステムができあがる可能性がある。自動化システムの起点はユーザーであり、それは印刷会社の営業であったり、ウェブからの注文入力が元になる。コンピュータはインプット、処理、アウトプットが必要であり、インプットがなければアウトプットは存在しない。

オフセット印刷の場合、JDFワークフローによって、MISが中心となってプリプレス、プレス、ポストプレスの機器を管理することができるが、デジタル印刷ではジョブが小さいため、MISを中心としたコントロールでは現実的ではない。そのため、MES(Manufacturing Execution System)を使って、MISに入力された必要最小限の製品仕様を基に、製造に必要な指示を補完していく必要がある。

まずは、MISでの製品仕様を標準化し、MESを考える。また、オフセットとデジタルのハイブリッドや複数メーカーのデジタル印刷機を運用することも想定する必要がある。MESは、生産ラインや印刷機と接続し、製造プロセスの計画、実行、監視を行う。また、マイクロジョブの生産実績の収集を行うが、これをMISに返しても小さな数字がたくさん集まることになり、管理できないばかりか意味がなくなってしまう。そのため、マイクロジョブをまとめた原価管理を行う必要がある。

これらの問題をエコシステムとして俯瞰し、全体最適を目指し、ユーザーとメーカーが協力して考えることが、今回のコンソーシアムの目的である。ただし、システム開発などは現在の段階では想定していない。現在、このコンソーシアムにはメーカー9社、ユーザー2社が参加している。

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