キモノが伝統になるとき – 昭和の室町問屋と職人たち-

法政大学教授でデジタルテキスタイルとも関係の深い岡本慶子先生によるオンライン講演のご案内です。デジタルプリントに関わる人たちは、アナログ印刷に対するリスペクトも必須と私は考えていますが、同様にデジタルテキスタイルやキモノプリントに関わる人たちは、日本の着物の文化的背景へのリスペクトが必須と考えています。土曜日の午後のひと時、たまにはこのような貴重な教養講座にご参加ください。ZOOMにて参加費は無料です。

【趣旨】
「海外における女性のキモノの表象」(HIJAS研究会「新しい『国際日本学』を目指して(10)」)では、19世紀以降、キモノが海外において日本を示す記号として扱われるようになった様子を学んだ。
今回はそのキモノを生産者側である京都呉服業界から展望する。特に、昭和前期に全盛期を迎えた染呉服の生産に焦点をあて、その中心的役割を果たした室町問屋の商売と職人たちの技術を、彼らの商品開発にかける意気込みを通して検証する。

■開催日時
2022年3月12日(土)13時30分~15時

■報告者
岡本 慶子(法政大学経営学部教授・法政大学国際日本学研究所兼担所員)

■司会
山本 真鳥(法政大学名誉教授・法政大学国際日本学研究所客員所員)

■コメンテーター
田中 優子(法政大学名誉教授・法政大学国際日本学研究所客員所員)

■会場
オンライン (Zoom使用)にて開催

■参加費無料

■事前申込が必要です。
【事前申込締切】3月11日(金)午前10時
お申込みいただいた方にのみ接続先をお知らせいたしますので
必ず事前申込をお願いいたします。https://forms.gle/vCSYHWrUUfLbN7um7

■お問合せ先
法政大学国際日本学研究所事務室
E-mail:nihon@hosei.ac.jp
TEL :03-3264-9682

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