- 2020-6-11
- Nessan Cleary 記事紹介
Sensient Technologies Corporationは昨年、インクジェット部門であるSensient Imaging Technologiesの売却を検討していると発表していましたが、この度、Sensient Imaging Technologiesの株式100%を取得するサンケミカルとその親会社であるDIC Corporationとの間で最終契約を締結しました。
この取引は今年の第2四半期に完了する予定で、インクの生産に関連する資産も含まれています。この売却により、Sensientは、色、香料、その他の特殊成分の製造・販売業者としてのコアビジネスに集中することが可能になります。
同時に、サンケミカル社とDIC社のインクジェットインクの能力拡大にも貢献します。Sensient Imaging Technologies社は、テキスタイル、パッケージ、ディスプレイグラフィックス用のインクをはじめ、食品や医薬品に適した食用インクなど、幅広いインクジェットインクを製造しています。
サンケミカルアドバンスドマテリアルズ社長のMehran Yazdani氏。”Sensient Imaging Technologies のポートフォリオと業界での専門知識と、産業用インクジェットインクソリューションにおける当社の広範な背景を組み合わせることで、当社の顧客サポートを強化することができます。当社の顧客は、デジタルプリントの俊敏なサプライチェーンと生産の柔軟性に依存しているため、この買収は将来の技術革新と拡大を促進するものであり、顧客はこの買収を評価するでしょう。”
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