ドイツ放浪記(98):ウィーンの街歩き(6)

う~ん・・・37.9度かぁ!参ったな。まあ、しかし出来ることはあまりないので、また解熱剤を服用して水を大量に飲んでひたすら寝る。朝になって少しは下がるが・・・こっれてコロナなのかな?取り敢えず喉は痛くはないし咳も出ないんだが・・・

今夜は夜行寝台列車に乗り込んで、明日朝には展示会の為にミラノに着いていなくちゃいけない。ここでコロナだったとしたらちょいつ面倒だな・・・とはいえ、まあ事実把握だけはしておこう。日本から持ってきたなけなしのテストキットで祈るような気持ちで結果を待つ・・・お、陰性だ!ラッキー(笑)

解熱剤で押さえて発熱と平熱の間を行ったり来たり・・・なんていうのはヨロシクないことは分かり切ってはいるのだが、コロナではなく、どうやら軽い風邪みたい。ま、今は 36.9度だし、ハラも減ったので栄養をつけるとしよう。12時前ギリギリまで寝てチェックアウト、荷物を預けて、気になっていた駅前のレストランに向かう。

上階の外壁はくすんだ色だけど、一階はオレンジ色に塗られ、中は小綺麗なレストラン・・・中庭の席に座り、サラダとシュニッツェルを注文。日本のレストランのサラダってイマイチな貧しい印象だけど、こちらのサラダは美しい!シュニッツェルはお約束の仔牛の肉。ドイツでよくある Wiener Schnitzelは豚肉が多いが、ちゃんと呼ぶなら Schweinschnitzel nach Wiener Art(豚肉のシュニッツェル「ウィーン風」)。本場ウィーンのものは Kalbsfleisch(仔牛の肉)を使う。

しっかり食べて、コービーを飲んだら少し元気が出てきた。このコービーもナントカって名前が付いている。初めてウィーンに来た 1981年、レストランで「ウインナコーヒー」って注文したら「ウィーンのコーヒーは皆ウインナコーヒーですよ」って笑われた記憶がある。

さて、駅から電車に乗るとする。今日は 19:10に夜行寝台列車に乗る前に行きたいところがある。

お、OBERLAAだ!ウィーンのスイーツというと皆、宮廷御用達だった DEMELとか言うんだけど OBERLAAもイケてると思う。

さて・・・どこに向かうのでしょうか?

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