- 2019-5-6
- 事例紹介
全国政党のポスターなどは大量印刷のオフセットで決まり!…と思い込んでいましたが、どうもそうでもないようです。極く小さな小選挙区でポスターの枚数も少ないケースならともかく、選挙ポスターではなく、イメージポスターでインクジェットと思しき事例を見つけました。
写っている党首のお顔から、政党名にモザイクをかける意味もない全国政党で(笑)、かつ地域限定ではなさそうなイメージポスターです。近くに寄って観察すると、画像のプリント具合からインクジェットと判断できます。なお、写真にはうまく撮れなかったのですが文字の部分に僅かなメディア収縮があり、ひっとしたらUVかもしれません。また少し離れたところに、少し小さめのポスターもありました。
ローカル選挙区のポスターなら、政党のローカル支部が、政党のテンプレートデザインを使いつつ支部の予算で印刷するので、枚数によってはオフセットよりインクジェットの方が安い…なんてこともあるかもしれません。なぜ、イメージポスターが?
思うに、逆にこれを政党本部で一括印刷して全国支部に配布しようとすると、全国津々浦々の支部からの受注・印刷発注・部数やサイズの確認・発送・誤発送の後処理…などなど煩雑な事務処理が生じる…それを考えると、「データで支部に流して、あとは必要に応じてそちらでプリントせよ!」とやった方が楽…との判断があるのでしょうか?
このあたり、事情に詳しい方おられましたらお教え頂ければ幸甚です。ちなみに私は不党不偏です(笑)