こんなところにインクジェット(50):シャッターの絵

所謂「風呂屋(銭湯)」ではなく「風呂釜などの設備屋」と思われますが、その店のシャッターに描かれていた浮世絵はインクジェットのようです。

よく見るとデタル独特のシャギーなギザギザが見られます。

ところで、この浮世絵の作者は、学校では「安藤広重」と習ったように記憶していたのですが「歌川広重」となっています。気になって Wikipediaで調べてみたところ「本名は安藤重右衛門。かつては安藤広重(あんどう ひろしげ)とも呼ばれたが、安藤は本姓、広重は号であり、両者を組み合わせて呼ぶのは不適切で、広重自身もそう名乗ったことはない。」とのことです。知らんかったなあ!(笑)

もうひとつ、「風呂屋と言えば富士山のペンキ絵」というのがお約束でしたが、あのペンキ絵師はもう絶滅危惧種というレベルで、全国に二人しか居ないんだそうです。最近、そのうちの一人「丸山清人」さんに藝大生の女性後継者ができたという朗報があります。私はインクジェット推進派ではありますが、あの風呂屋のペンキ絵だけは、UVプリントではなくて、人手によるペンキ絵であって欲しいなと密かに思ってます(笑)。

関連記事

AD space available KNF
JETIC株式会社 SITECH
ImageXpert Ricoh
Konica Minolta Epson
Advertisement Area
ページ上部へ戻る