ドイツ放浪記(54):ポーランド語は案外「推測可能」な気がする件

SALONは・・・サロンなんだろうな(笑)FRYZJERSKOは・・・ドイツ語の「FRISEUR:理容」と対応するんだろうな・・・KOSMETYCZNYは・・・ドイツ語の「KOSMETIK:化粧(品)」あたりと対応するんだろうな。右下の白く小さなボードにある「Damski」は・・・ドイツ語の「Damen:婦人」に対応するんだろうな。ということで、飾られている写真などから総合的に判断して「(女性向け)美容室」なんだろうなと推測できる。ポーランドの田舎町で、外観は特にオシャレではないけれど…

ポーランド語はスラブ系の言語の中でも、キリル文字を使わずラテンアルファベットなので「目に優しい」(笑)・・・発音の仕方を推測する際に、頭の中でキリル文字をアルファベットに変換するというひと手間が省ける分、とっつき易い。かつ、ドイツ語を知っていれば「なんとなくアレだろうな」という推測がつき易い・・・まあ、違ってるかもしれないけど(笑)また、英語・独語が併記されているケースも多く「ロゼッタストーン」みたいな感じで推測の手掛かりも多い。

MUSEUMは・・・まあアレだろう(笑) NARODOWEはドイツ語から推測できるスジの言葉ではないようだ。そういえば・・・1960~70年代のロシアの革命運動の中で「ヴ=ナロード(V narod):人民の中へ」という標語が使われた。これを情熱的に推進したインテリ層のことを「ナロードニキ」と呼んだ・・・とは高校時代の世界史の記憶・・・決して「フン族侵入ミナゴロシ(375年)」なんて語呂合わせで年号だけを覚えてたワケではない(笑)とすると、スラブ系言語繋がりで「人民・国民・大衆」みたいな意味ではないかと推測・・・ドイツ語だと「VOLKSMUSEUM」みたいな感じですかね・・・

これは「WYJAZD」「WJAZD」と紛らわしいけれど、ドイツ語が併記してあるので、そのままマルっと覚えてしまう。左側の黄色の札に「WYNAJEM GARAZY」とあるのは「ガレージの出口」てな意味なんだろう。

独語・英語併記の「ロゼッタストーン」(笑)情報の宝庫!「Brama Portowa」・・・独語では「Hafentor」か、Bramaは Torなんだな!Portoが Hafenなのはまあそんなもんだろう・・・

「BRAMA WJAZDOWA」・・・BRAMAが TORで、WJAZDが入り口だったから・・・「入場門」とかって意味なんだろうな!とするとその下の「NIE ZASTAWIAJ」・・・NIEはまあ強い否定・禁止のアレだろう(笑)まあ、「入場門」「・・・するなよ!」とくると「ブロックするなよ」てな意味だろう。

ポーランドはこんな感じで、看板などに書かれていることがなんとなく推測できてしまうので・・・それが楽しくてボ~っと歩けない(笑)

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