ウェビナー:「クローズド」と「オープン」について

今回、「JIVN2020 Fall」のウェビナーの中で OIJCが主催するものの幾つかを「クロースド」としています。その背景を説明します。参加登録を会社ドメインのメルアドではなく、gmailや Yahooメールで行う方は、所属企業あるいは個人ならインクジェットとの関わりをお尋ねしています。下記はある方からの返信に私が返信・説明したものです。

★★様
ご連絡有難うございます!
全く問題ありません、後ほどzoomの登録承認メールを発信致します。

背景は…

私のサイトはインクジェットに関する様々な情報、中でも海外の情報を多く提供しております。英語では情報が溢れているのに、日本人は英語サイトにはなかなか馴染めず、結果として自ら「情報陸の孤島」化しています。そこで、海外の記事や情報を出来るだけ翻訳して掲載している次第です。

個人の閲覧者にはオープンに無料で公開していますが、社員のメルマガ登録数・アクセス数の多い大手企業や中堅企業には(多くの社員の方々のお役にたっていると思われることから)少しばかりスポンサー費のご負担をお願いしており、殆どの企業に快諾頂いております。スポンサーになって頂く対価としてトップページや常設展のページに各社のロゴを掲示し、また積極的に記事を書いたり、その企業の社員の方からの問い合わせには優先的に回答などして恩返しをしております。

また、私の目指すところは、産業用インクジェットに関わる企業・団体・個人の緩やかなコミュニティの形成を促し、そこでのオープンな情報共有やコミュニケーションを図るというものです。そこに皆さんの共通の興味ある情報を提供して役に立ちたい・・・という想いで様々な企画を推進している次第です。

ところが、大手の中には「無料で公開しているサイトにカネは出せない!」「公開情報はタダ!」…と豪語するところもあるのです。もちろんそれは各社の自由ではありますが、こういうイベントを開催してかなりコアな情報を提供する際には「出展社恩返し企画(クローズド)」と称して、そういう企業の関係者をフィルターしないと、趣旨をご理解頂いてスポンサーになって頂いたり、出展頂いている企業との間に不公平が生じてしまいます

豪語しているのは予算を持っている管理部門で、そこに所属する一般社員の方々には罪はないので…こちらとしても心ならずもといったところです。もちろんメルマガ登録や記事の閲覧はそういった企業の一般社員の方でも完全にフリーです。

以上が趣旨ですので、★★様のような一般個人や、社員数やメルマガ登録数の少ない企業等をブロックする意図は全くございません。

それでは今後ともよろしくお願い致します。

大野

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