こんなところにインクジェット(48):昇華転写プリントのアパレル

デジタルテキスタイル研究部会講演会からの帰路、混雑した京王線で吊革につかまって電車の振動に揺られていた時、ふと前を見たら明らかに昇華転写プリントと思われるジャンパーを来た茶髪の若い人がいて・・・スマホでラインかなにかでずっと忙しそうだったんだけど、それが一段落した時に話しかけてみました。「あの・・・そのジャンパー、カッコいいっすね!」(笑)

茶髪のおにいちゃん、妙なオッサンから突然話しかけられてちょっと困惑した顔をしつつも「え、そうですか?有難うございます」と満更でもない様子(笑)。こちらもアヤシイものではないという証拠に名刺を渡して(彼の右手に私の名刺が見えるでしょ(笑))「顔とか写しませんので、そのジャンパー撮らせてもらっていいですか?」「あ、はい、どうぞ」と撮らせてもらったのが、これです。

「実は私はデジタルプリントに関わっていまして・・・こういうインクジェットプリントのアパレルを見つけると嬉しくなるんです」、「え、これってインクジェットプリントなんですか?」、「まず間違いなくそうです」、「雨に当たると滲んだりしてヤバいっすか?」、「あ、それは心配ないです。従来の染色と同じ染料ですから。で、これってあなたがデザインされたんですか?」、「いえいえ、その辺の店で買ったものです」、「ああ、そうなんですか!失礼ですか、あなたはアパレル関係のお仕事」、「いえ、IT系です」、「ああそうなんだ!アパレル業界の『意識高い系』みたいな方かと思いましたよ」(笑)

今日は「デジタルテキスタイル研究会講演会」があったんですが、100人を超える聴講者が集まる盛況のなかで、よく見ると「インクジェットプリント」の衣服やネクタイをなどを着用している人は、ほぼ皆無!で、そういう人達が「何故、インクジェットプリントのアパレルが期待した程には普及していないんだろう?」とか言ってる構図・・・「意識低い系」か(笑)

ボ~ッと生きてんじゃね~よ!(笑)

自分で、インクジェットプリントのシャツとかブラウスとかネクタイとかパンツとか・・・そういうのを身に着けた上で、なんでこれが広がらないんだろう!ならいいけどさ・・・自分で着もしないものがなんで広がらない?アホちゃうか!(笑)訊く前に、なんで自分は着ないのか自分で考えんかい!(笑)

「これ、その辺の店で買えます?」、「はい、そんな特殊な店でなんでもないですよ・・・あ、僕、ここで降りますので失礼します」・・・と、府中で降りて行った、見知らぬオッサンから変な質問されても、ちゃんしたと受け答えをしてくれた礼儀正しい茶髪の好青年でした。顔出ししたら、このサイトの女性読者はトキめいたかも!(笑)

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