GIS:エプソン D3000用エレクトロニクスを出荷

グローバル・インクジェット・システムズ社は、エプソンの産業用インクジェットプリントヘッド「D3000-A1R」用の「HMB-SE-D3000ヘッド・マネージャー・ボード」とソフトウェアを今月末にパートナー企業に出荷しますが、大量の需要を満たすことができるのは来年初頭になるとのことです。

Global Inkjet Systems has developed this HMB-SE-D3000 Head Manager Board for the Epson D3000-A1R printhead.
Global Inkjet Systems社は、Epson D3000-A1Rプリントヘッド用のヘッドマネージャーボード「HMB-SE-D3000」を開発しました。

D3000は、エプソンが 2007年に発表した 1200dpiのプリントヘッドで、エプソンが開発したプリントヘッドとしては初めて、ノズル後部に真の再循環を実現した点が特徴です。

このヘッドについては、6月にお伝えしたように、GISがサポートを表明していました。GISの「HMB-SE-D3000ヘッドマネージャーボード」は、エプソンのプリントヘッド「D3000-A1R」を最大 2台まで駆動できます。バイナリとグレースケールの両方の印字、印字ヘッドの状態の連続監視、印字ヘッドの自動停止、EEPROMメモリへのアクセス、高品質の波形を設計・生成する機能など、印字ヘッドの主な機能をサポートしています。

また、ドライブエレクトロニクスには、ステータスの監視と診断、リモートアップデート、自動電子シャットダウン、バッファードプリントとストリームプリントのサポートなど、いくつかの機能が追加されています。また、GISの循環型インク供給モジュールや Atlasソフトウェアなどの他のソリューションとも互換性があり、高速インクジェット産業用インクジェットプリンタを開発する際に、包括的なソリューションを提供することができます。

GIS社の CEOであるニック・ゲッデスは次のように述べています。「HMB-SE-D3000を出荷できることを大変嬉しく思っています。エプソンの D3000-A1Rプリントヘッドを搭載したいという市場の要望は、幅広い用途で高く、当社の顧客はいくつかの重要なプロジェクトを抱えています」とコメントしています。

詳細は epson.com および globalinkjetsystems.com をご参照ください。

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